理念

「地域資源を最大限に活用した商品開発でふるさと興しを目指す」

設立経緯

きっかけは鉱山の閉山に伴う商業の停滞、町内の中小企業8社・団体が集まり木酢液の開発がはじまり。

下川町は、農業・林業・鉱業を三大基幹産業として発展してきました。

しかし、同町経済の主要な基盤となっていた銅鉱山が、休山となり、それに伴い商業も停滞していきました。

そこで、この状況に危機感を抱いた町内の事業者8名が集まり、昭和58年10月、地元商工業の活性化を図ることを目的に異業種の協同組合を設立しました。

設立当初、新商品の開発に取り組み、当時下川町森林組合が木炭を製造しており、木炭の製造過程から産出される木酢液の商品化に取り組みました。

木酢液は消臭作用・静殺菌作用があり、当初は消臭剤を商品化し販売展開していた。また、当時は農業による土壌汚染が大きな課題として挙げられており、木酢液の静殺菌作用が有機栽培の強力な助っ人となることに着目し、土壌改良材として商品化を図り、大きなヒット商品となりました。

木酢液は、「木竹酢液認証協議会の木酢液認証」を道内で唯一取得しており、消費者に安心・安全を提供しています。

その後、木酢液の有する静殺菌作用をより広い分野に活用するために、複合商品の開発にも取り組み、お肌に優しい基礎化粧品「meet Sシリーズ」を商品化しました。

当組合の商品開発には、基本的に地場の有用植物などの原料を活用するといったコンセプトがあり、この商品開発と販売展開により「下川町から発信」を長年にわたり続けてきております。

沿革

昭和58年10月21日 :下川町内の中小企業8社(異業種)で設立

木酢液利用技術及び産業用消臭剤の開発事業を開始(62年迄)
北開試(北工研)の技術指導を受け連続式木酢精製装置を共同開発

昭和61年 :木酢精製工場を建設

平成元年 :木酢保存建物を建設

平成 8年 :樹木エキス、笹エキス等を利用した基礎化粧品の開発

平成14~23年 :クマ笹加工ラインを整備する(20年、23年工場増築)

平成20年~ :オオイタドリ若芽の採取加工を開始する

令和元年 :製品保管庫を建設

認証・特許

【認証】木竹酢液認証協議会・認証業者 認証番号:05049(木酢液)

【特許】「多成分系有機物溶液の処理方法及び装置」を共同発明 第1885456号

事務所・施設

事務所

北海道上川郡下川町共栄町1番地1

まちおこしセンターコモレビ内

木酢精製工場

北海道上川郡下川町北町609番地

クマ笹加工場

北海道上川郡下川町西町774番地

事務所所在地

資本金

903万円(903口)

役員

【理事長】横井 範明

【専務理事】川島 大助

他理事5名、監事1名

事業品目

  • 農・園芸用、お風呂用木酢液などの製造・販売
  • クマ笹、オオイタドリ若芽などの採取及び一次加工
  • 農業用土壌改良資材(粉末木炭、バイオ炭)などの販売
  • オリジナル化粧品の販売
  • 下川町特産品の販売
  • 下川町バスターミナル合同センターの施設管理業務(指定管理者)
  • 下川浄水場、下川浄化センター等の維持管理受託業務